「なんだコレ。…裸足みたいですね」
村野 尊彦(市川右團次)
「今のお前の走りには、このソールが最適なはずだ。
気に入ったのがあったら、今日のトライアルで履いてみてくれ」
茂木
「はい」
横にいる宮沢社長(役所広司)が喜びをかみしている表情。
見ている私も同じ顔をしていました。
『陸王』 第四話
#原作:池井戸潤 / 脚本:八津弘幸 / 演出:福澤克雄,田中健太
村野
「みんな本気ですよ。部内レースとはいえ、
ニューイヤー駅伝への選抜が掛かってますからね。宮沢さん」
宮沢 紘一
「あっ、すみません。いやぁ、ずうっと彼に
陸王を履いてもらうことを目標にしてきたんで」
このお二人が並んでいる姿を見られるだけで
もうお腹いっぱいなのに、もう走る前からこっちはもう
完敗です。
往年の「3年B組金八先生 第7シリーズ(2005年)」で
福澤監督が大切にしてきた「Jupiter」をもう一度持ってきたチカラ技。
この歌でしか表現できない感情があったんでしょうね。
#金八先生とJupiterについての日記はこちら(2005.3.10)
「ビエネッタ」というアイスが昔から好きでした。
#森永乳業「ビエネッタ バニラ」

チョコレートとアイスクリームを何層も重ねられた
ミルフィーユみたいなケーキ型のアイスです。
今回の日曜劇場を見ていて、ふと思い浮かべていました。
ひとつの希望、ひとつの挫折、それを乗り越えた時に見えてきた夢。
エピソードを重ねて重ねて盛り上がった物語に今回フォークが入りました。
パリパリパリっと気持ち良い音を鳴らしながら、フォークは底まで落ちていく。
涙は嬉しい時に流すものですね。
日曜の夜が楽しみという、新しい価値観を
これからもよろしくお願いします。
---
『rikuou』