2005年03月25日

優しい時間をともに過ごしたあなたへ

同じものを見て、同じものを聞いて、
同じことを感じて、同じものに感動する。
とてもとても、何だか憧れです。一緒に、です。


拓郎(二宮和也)
「納品する前に、富良野の親父に見せたいんです」
妙にやさしくなる師匠(麿赤兒)が少し笑えて、少し泣けて。


優しい時間』 最終話 “雪解け”


あなたはどこで落ちましたか?
私は拓郎が森の時計に入ってくる所で、もう落ちてました。
その前の「納品する前に〜」で、ちょっと落ちてましたけどね。
半落ちしてましたけどね。


今日は、何て言うかそのまま書きます。書きたいので。
まだ最終話を見ていない人は、見た後にお会いしましょう。


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back優しい時間


-最終話を見た方はどうぞ-


拓郎
「今日 出来上がったばかりなんです。
 まずは父さんに見てもらいたくて」
勇吉(寺尾聰)
「…見事だ」
「本当ですか?」
「あぁ。見事だ」
「嬉しいです」

後ろの戸棚からあのマグカップを取り出し
嬉しそうに見せるマスター。

「これもお前だろ?」

まだダメです、と答える拓郎に
心から驚くマスター。

「そんなことはない。少なくとも、
 俺は気に入っている」

何とも言えない表情を見せる拓郎。
少し嬉しそうに見えました。私には。


拓郎はやけどのことを告げます。

「焼いて消しました」
「自分で焼いたのか?」
「はい」

泣いてました。拓も私も。

「許してください。僕がやったこと。
 母さんのこと。入れ墨のこと。
 父さんの…、父さんを傷つけてしまったこと。
 僕は」
「やめてくれ。
 謝らなければならないのは俺の方だ。
 許してくれ。済まなかった」


父さんに会いたくて。
父さんに許してほしくて。
拓郎は生きていたんだ。
父さんはずっと、ずっと、
拓郎に謝りたかったんだ。
よかったね、よかったねって泣きました。
梓(長澤まさみ)に拓郎を紹介する父さんは
とてもとても嬉しそうで。
拓郎と梓が「こんにちは」ってハモっちゃう所で
ちょっぴり笑えたりして。
ああ、そうか。
今一番、優しい時間を過ごしているんだって。
ふと気が付きました。
解けていく。ゆっくりと雪のように解けていく。
時間は掛かったけど。



「素晴らしかった。あの抹茶茶碗。
 会えなかった時間が、あんなかに詰まって、光ってた」


これが『優しい時間』最後の台詞になりました。
拓郎の思いが込められた抹茶茶碗。
そこには、倉本聰さんの思いも
一緒に込められていたような気がしました。




posted by ozy- at 00:04 | aada coda iu(0) | track back(2) | 2005年
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