ひかり(市川由衣)
「…ヨシ。もう大丈夫だから」
バックアップチームは、ひかりバックアップチームは、
今この状況を深く深く重んじ、
一番の一番の支え所であることを自覚し、、
娘を支えるということは、本気で支えるということは、
その子の親をひっくるめた、お父さん(杉本哲太)をひっくるめた
雨宮一家のバックアップチームとして生まれ変わることを
ここに誓います。
#ひかりバックアップチームの遍歴
#(story#05)バックアップチーム結成
#(story#05SP)バックアップ記事
#(story#06) 父へのフォローも忘れないバックアップチーム
#(story#08) 全力疾走バックアップチーム
夜中、電気スタンドに照らされて受験勉強している
ひかりの姿を見たら、そっとお茶を出すこと位しか
できないバックアップチームですが、
ひかりもお父さんも比呂(山田孝之)も
国見ママ(石野真子)もパパ(柳沢慎吾)も
みんな泣きたいのを我慢して踏ん張ってる。
我がバックアップチームも耐えて耐えて、
少なくともひかりの前では泣かないことを
約束したい。
幼いヒカリ
「いくよーヒロー」
幼いヒロ
「いくよヒカリ」
あぁ、キャッチボール。まだ大丈夫です。何とか。
“ヒロちゃーん、ヒカリー。ご飯よー。
早くいらっしゃーい。今日はカレーよ”
さくらさん(七瀬なつみ)が明るい声を出していました。
今のひかりと比呂にもその声が聞こえたようです。
ちょっとキました。大丈夫かバックアップチーム。
踏ん張りました。みんな寸前で食い止めたようです。
ひかりは母の声がした方に向いたまま
しばらく振り返りませんでした。
うつむきながら比呂と向き合い、再びキャッチボールを
続けようとします。泣きながら。
いいかな。もういいですかね。
バックアップチーム、涙解禁。
『H2 〜君といた日々』story#09 “約束の夏へ”
英雄(田中幸太朗)
「俺があいつのファンだからさ。
あいつに負けても俺は自分を許してしまいそうな気がする」
お前、イイやつだな。
英雄
「ひかり。比呂のこと、好きか?」
ぐぐっとテレビに近づくバックアップチーム。
ひかり
「…、大好きよ。バーカ」
バックアップチーム、ダイブ解禁。
#目の前にある園の池に飛び込むバックアップチーム。
千川高校、北東京予選決勝戦。
比呂のピッチングを見つめるひかり。
「やっぱり、来るんじゃなかったな」
表情が曇る父。
「昨日明和一高が甲子園出場を決めたばかりだからな。
疲れてても無理はないか」
「そんなんじゃない」
「じゃあ、どうして?」
真っすぐ比呂を見つめるひかり。
「比呂の試合を見てると、勝っても負けても
泣きそうになるから」
もう書きながら泣いてます。こっちは。
「そうか。でも、悪いことじゃない」
「悪いよ」
千川高校、北東京予選優勝。甲子園出場決定。
「悪いよ」
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2005年03月12日
この記事へのコメント
ああだこうだ言う
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