岡村涼子(石田ゆり子)
「せっかく、ここに来る用事ができたのに」
星野純平(江口洋介)
「そんな用事なんていらないじゃないか。
君の気持ちは、わかってるんだから」
もう、この頃から“アンちゃん”スマイルが
確立されていたんですね。
涼子
「そういう、アレじゃないの。
昔飼ってた ペスに似てるっていうか」
純平
「ペス…。犬の?」
係長(武田鉄矢)に対する涼子ちゃんの気持ちが
ここでようやく分かるんですよね。
矢吹薫(浅野温子)からの電話
「こんばんは。矢吹です」
純平
「兄貴だったらいませんよ。ここんところ毎晩、
朝までヤケ酒かっくらってますから」
薫さん、タイミングが悪すぎました。
『101回目のプロポーズ』 第6楽章
涼子
「私も今日知ったんですけど。
係長、実は飲んでるわけじゃないらしいです」
涼子ちゃん、結構ストーリーを好転させて
くれるんですよね。
星野達郎(武田鉄矢)
「現場の苦労がわかって、いい勉強になります。
それより、ダメですよ。夜は冷えますから」
男はやっぱり行動。
そこに、こぼれるほどの思いやりがある。
薫
「…バカだわ、あなた」
バカなくらいがちょうど良いのかもしれません。
薫
「これは本当のことです。
わたし、…」
あの名ゼリフが生まれる回ですが、
その手前にある この一連のやりとりが
私は愛おしくてたまりません。
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2012年02月14日
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ああだこうだ言う
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