2006年08月21日

春の夜

有森桜子(宮崎あおい)
「かまわんから、これは最後までやらせて。…
 勇ちゃん(松澤傑)のためにやってあげたいの。
 あたしがやるじゃなきゃ意味がないじゃん。ね」


姉に優しくされた思い出がある弟、
そういう記憶も思い出せない弟、


松井かね(戸田恵子)
「いってらっしゃい。ほうして帰ってらっしゃい。
 あなたには 待っとる人がおるよ。
 それを 忘れんようにね」


全国300万人の末っ子長男が泣いた日でした。



かね
「何か あんたの好きな歌、歌ってちょうだい」


まさか。


桜子
♪は にゅうの やど も


やっぱり、歌いますか。埴生の宿。
アカペラですか。その歌を。
かねの手を握って。
歌いながら桜子は泣いていました。
子守歌を聞く幼子のように、かねは目をつぶり、
涙の雫を流していました。


“静かな春の夜でした”


ここで母・マサ(竹下景子)のナレーションがゆっくりと入るんです。


“幼い日に、産みの母と別れて以来、はじめて「おかあさん」と
 呼んだ人と、桜子は永遠に別れたのでした”


純情きらり』 第20週「来ぬ春を待ちわびて」


桜子
「音楽がなんだっちゅうの。もう何にもやりたくない」


空っぽになった心。


杉冬吾(西島秀俊)
「みんな焼くんだ」


達彦(福士誠治)からもらった楽譜。
桜子が作曲した楽譜を燃やそうとする。


そんなことを目の前で見過ごせないって、
冬吾にはわかっていました。
桜子には止められないものがある。大切なものがある。


冬吾
「わたしの人生はどこにあるって、
 ちゃーんとここにあるんでねぇか」


同じ芸術を志す者として、
人に心を伝える表現者として、
共通した想いというのがきっとあるんですね。



次週予告ナレーション・有森杏子(井川遥)
“純情きらり、お楽しみに”


私には最後、杏姉ちゃんが泣いているように聞こえました。



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posted by ozy- at 00:04 | 東京 ☁ | aada coda iu(0) | track back(0) | 2006年
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