“こんなんやられたらワシまいるわ”
ひたすら好きなCMを見つけたら勝手にお知らせしている
懐かしのコーナーです。なんせ8ヶ月振りですから。
#前回/WILLCOM「通話無料 枕元篇」('04.12.4)
今回はCMのCM、といえばこちらですね。
日本民間放送連盟「CMのCM 会話のない家篇」
#公式HP「(2)キャンペーンCM」第二弾から30秒篇の動画が見られます.
久しぶりに何度も繰り返し見たくなるCMです。
見るたびに笑ってしまうんですよね。それはきっと、
少し深い場所から来る、温かい笑いだからでしょうね。
--
テーブルを囲む父(塩見三省)と娘(星野真里)。
テレビからは朝の天気予報が流れていた。
父はぼんやりとテレビを眺め、
娘はじっと携帯電話を見つめている。
父はゆっくりと、テレビから娘に視線を合わせる。
「どうだ、会社は」
表情ひとつ変えずに、娘は答える。
「別に」
窓辺から、静かに風が流れる。
父は少しうつむきながら、視線をテレビへと戻していく。
CM
「おいしかったプル〜ン」
吹き出す父。つられて娘も笑いだす。
思わず顔を見合わす親子。
父が笑う。娘から笑みがこぼれる。
「ヒドイよな」
先程とは違う、素直な父の言葉。
「キライじゃないけど」
悔しがるように娘は携帯に戻ろうとする。
CM
「プル〜ンプル〜ンプル〜ンプル〜ン」
もう笑うしかない二人がそこにいた。
“CMって何?”
--
突然流れてくるCM。
それは見ているこちらからしても突然やってくるものなんですよね。
お笑い番組で思いっきり笑った後だったり、ドラマでさんざん泣いた
後でも、CMは流れてくる。
それなら、CMを見て 笑ったって泣いたっていいんじゃないかと。
受けとめるアンテナひとつで、人は寂しくもなれば豊かにもなれる。
そういうことかなと。
ちなみに“会いたかった冷蔵庫”篇も
何だか好きです。
---
back “CM” next
2006年08月16日
この記事のTrackBackはこちらです
CM。最近、テレビについて学び、CMの凄さを勉強しました!
たった15秒のテレビ番組とも言えるCM。
この短い時間でたくさんの人々の心に届けなければなりません。工夫に工夫を凝らしているのでしょう!
素敵です。
姉♪は…同じCMを見たい時、同じ番組を見ればまた見れると思っていましたが…。そうとは限らない「ステブレ」という存在を知りました。
同じCMに出会うには、ちょっとご縁もあるようですね。
どこかで出会えるかな?「幸せプル〜ン」
テレビ業界のど真ん中で、いろいろ学んでいるようですね。
CMはドラマや映画とは違って、DVDで発売されることは
ないかもしれません。
姉♪さんが作っていくテレビ番組も似ている所がありますよね。
物は残らないかもしれない。だから、CMやテレビ番組を作る人は
見ている人の心に残る番組を届けていこうとしているんだと
私は勝手に思っています。
視聴者の私ができることは、その時の感情を素直に表に出すこと。
笑ったり、怒ったり、泣いたりってことですよね。
「ちゃんと受けとったよ」とこのページに残しておくこと。
そんなことかなと勝手に思っています。
「幸せプル〜ン」どこかで出会えますよ。
ちょっとした幸せを見つけることができるあなたですもん。