2009年10月29日

スペシャルドラマから連続ドラマという鉱脈

今期のドラマで注目しているのが、黒木瞳さんの振り幅です。


NHK『ママさんバレーでつかまえて』と
関西テレビ(フジテレビ系)『リアル・クローズ Real Clothes』の
二つのドラマに黒木瞳さんは出演されていますが、両作品とも
主役級でありながら、キャラクターの設定は両極端です。


NHK『ママさんバレーでつかまえて』はスーパー吉田のママさん
バレー部キャプテンという役どころでコメディ色が豊かな作品です。
主にツッコミ役ですが、ボケるところはしっかりボケる、頼れる
キャプテンです。


関西テレビ『リアル・クローズ Real Clothes』では大手百貨店の
婦人服統括部長という毅然としたキャラクターでありながら、
奥には優しさも兼ね備えた理想の上司像を演じています。


この両作品に共通しているのは、今回の連続ドラマの前に単発で
スペシャルドラマが制作されていることです。しかもほぼ同時期に。
#NHK『ママさんバレーでつかまえて』(2008年10月4日放送)
#関西テレビ『ママさんバレーでつかまえて』(2008年9月16日放送)


私自身、年に数回ほどスペシャルドラマについての日記を書いて
いますが、両作品とも触れていました。

#ラブ的なやつ('09.1.25)|ママさんバレーでつかまえて(再放送)日記
#リアル人生('08.9.17)|リアル・クローズ日記


『踊る大捜査線』に代表される流れとして、連続ドラマがヒットした
後にスペシャルドラマが制作されるという順番が主流だと思います。
“スペシャルドラマ”という言い方も、連続ドラマの特別版という
ニュアンスが入っているような気がします。番組改編期のバラエティ
番組の2時間特番のようなイメージですかね。


今回の2作品はその逆で、まずスペシャル(単発)ドラマがありました。
TBS磯山晶P&宮藤官九郎タッグ『タイガー&ドラゴン』も同じ流れ
でしたね。ただ、この時はスペシャルドラマが放送された三ヶ月後に
完全に続きものとして連続ドラマが放送されてるので、スペシャル
ドラマが実質の第一話でした。


今回の連続ドラマ『ママさんバレーでつかまえて』も前回のスペシャル
ドラマの続きではありますが、この単発ドラマが放送された放送枠
“番組たまご”自体が「明日のレギュラーをめざして」という意図が
あるトライアル番組なので、今回の連続ドラマ化の話を聞いた時は、
本当に嬉しかったです。何より、あのような尖(とんが)ったドラマが
私以外にも好評だったことが。


『リアル・クローズ』の連続ドラマ化も嬉しかったです。
私の中では完全に黒木瞳さん演じる神保美姫さんが主役なので、
あの名言を毎週拝聴できるだけでも幸せです。


この両作品の質のバランスがもし片寄っていたら、
『ママさんバレーでつかまえて』を好きな人は
『リアル・クローズ』の


神保美姫
「…結構」


に もしかしたら笑ってしまうかもしれません。
逆に『リアル・クローズ』ファンが『ママさんバレーでつかまえて』
の鈴子(黒木瞳)さんを見て、ショックを受けるかもしれません。


この両作品ともに、深い世界観があり、黒木瞳さんもその世界の
住人になっているので、見ているこちらもドラマを見ている間は
鈴子と神保美姫が重なることはありません。ただ、この両作品を
続けて見るのは避けたいものです。


スペシャル(単発)ドラマから、連続ドラマへという流れ。
私は大賛成です。
尖ったドラマがコアなファンを作り、TSUTAYAなどでいつまでも
レンタル中が続く作品が生まれるのではないでしょうか。


期待しています。


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posted by ozy- at 10:31 | 東京 ☁ | aada coda iu(0) | track back(0) | 2009年
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